2025-09-04
●「お前がペンな!!」をどう訳せばいいのか分からなかったので日本語のままの張り紙にしました。
皆さんからたくさん英訳の案をいただきました。
忙しい中本当にありがとうございます。
考案者がどんな意味を込めたのかあれこれ考えましたが、
最終的に字面そのままがいいのではないかとなり、あえて英訳しないことにしました。
ぐるっと回って360度で元に戻ってしまったわけですが、
こういう事を皆さんと悩んだというのもマケインの楽しい思い出になっていくと思います。
●最後のコマで、小鞠ちゃんが「主機」というのはメイン機関の事で、
例えば宇宙戦艦ヤマトなら波動理論にもとづく、
タキオン粒子の高圧縮及び推進エネルギーに変換しちゃうよ~型エンジンが主機にあたります。
特別な言葉ではなくて、艦船などでは普通に使われているみたくてへぇ~と思いました。
ちなみに、ヤマトのエンジンのかけ方をご紹介しますと、
まず、補助エンジンでエネルギーを発生させてそれを使ってメインエンジンを叩き起こすようです。
ヤマトの第一話では、地下都市の残り少ない電気を集めてエンジンをかけたということで、
当時は見てても意味が分からなかったのですが、
原理を知っている人ならば世界中の人々の最後の希望を託されて
エンジンをかけたという大変感動する場面だったんですね。
ちなみに、そういう機械構造の理屈を
わざわざセリフで説明しないのが当時の日本のSFアニメのカッコいい所です!
今は、映画の中でいちいち説明を入れないと観客が不親切だと怒ってネットで叩かれるちゃうとか。
ポルコロッソさんが「カッコいいとはこういうことさ」って、なんで豚に?とか、確かに疑問ですけど、
親切に解説するポルコさんは誰も見たくないですね?(笑)
話は飛びますが、それを踏まえて、シン・エヴァンゲリオンを見直すと、
ミサトさん達ヴィレがネルフから盗んだ神殺しの箱船のエンジンを始動させるのに苦労していました。
アスカがとにかく何かやって遠心滑車を回してました。
なんで遠心滑車なんて表現をわしがするかというと、
はずみ車がクルクル回って最後に「バシャ!」って拡がる描写があったので。
ホンダのスーパーカブの遠心クラッチみたいなもんなんかなぁと連想したからです(笑)。
こういうのも、劇中で説明してくれないからこそ自分で妄想できる余地があって面白いんだと思うんですけどね。
んでもって、なぜ小鞠ちゃんがぬっくんを「主機」と言ったかは、
この後の展開でお見せしたいと思いますのでよろしくです~(笑)