2024-11-08
yanami 「楽しかった。
世界の中心でわたしはキラキラ輝いてた」
yanami 「あの日…
sousukeを送り出すまでは…」
yanami 「あとに残ったのはスッカスカな私…。
中身の大部分はsousukeと一緒に出て行っちゃった」
yanami 「私が壊れないようにそっと抱いてくれる人。
ありがたいけどいらないよ。」
yanami 「スキっていう言葉もいらないよ。
守ってあげたい?
いらないよ。わたしにそんな価値ないよ。」
yanami 「どうしてsousukeは行っちゃったのかな?
わたしのどこがいけなかったのかな!?
ホントはみんな笑ってるんでしょ!
わかってるんだもん!」
yanami 「もう、学校なんか行けない!
誰とも会いたくないよ!!
なのに…」
yanami 「私…どうして普段通りのフリしてるんだろう?
どうして平気なふりしてるんだろう
どうしていい子のフリしてるんだろう?
空っぽのくせに…」
yanami 「もう記号でいいや。
みんなの前でおちゃらける…
yanami annaという…
ただの記号でいいや」
yanami 「なんだろうあの人。
なんでいつも一人で平然としていられるんだろう?」
yanami 「なんか…すげぇじゃん」
ファミリーレストランにて
yanami 「!?」
yanami 「最低な私を見られた!
見られたからには…!!」
yanami 「共犯者になってもらおうじゃん」
yanami 「nukumizu-kunて不思議だよね。
ねぇ…
教えてくれる?」
yanami 「nukumizu-kun…
あなたって…」
nukumizuの声 「yanami-san」
yanami 「どうしていつも”nukumizu kazuhiko”のままなの?」
nukumizuの声 「おーいyanami-san」
nukumizuの声 「yanami anna!」
yanami 「へっ?」
yanami 「なんでnukumizu-kunここにいるの?」
remon 「もどった!!」
nukumizu 「最初からいましたけどぉ」
Talk About
やなみっち、ちょっと旅に出てきま~す
帰ってこれるかどうかはぬっくんしだいだよ!
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